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園長先生からのごあいさつ…7月のメッセージ

2012.07.01[メッセージ]
園長先生からのごあいさつ…7月のメッセージ
『七夕風景』 宮澤章二

銀色に澄む天の川を渡って
一年に ただ一度だけ
二つの星は会うのだ という

残りの三百六十四日
星は孤独に泣いて光るのだろうか
たぶん そうではないだろう

自分が生きることは
相手を生かすこと
相手を生かすことは
相手に生かされること

互いに光り合ういのちの意味を
星たちは何億年も考えている
何億年も考え つぶやいている
―生きる 生かす 生かされる

宮澤章二・・・埼玉の詩人、作詞家。
東日本大震災の後に流れたACジャパン(旧 公共広告機構)のCMで
「“こころ”はだれにも見えないけれど、“こころづかい”は見える。“思い”は見えないけれど、“思いやり”はだれにでも見える」(『行為の意味』ごま書房新社)の心うたれた詩の作者です。『ジングルベル』の訳詞でも有名。
七夕の今月、天の川を見ながら「生かされて生きている」自分をもう一度見直したいと思います。

 2012年7月に寄せて
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