
少子化対策に政府がやっきになり、女性の社会参画が当たり前になってきた昨今、親、特に若いお母さん方にこの本の一読をお勧めしたい。
この本の終わりに著者は「親になることはできても、いい親になるのはたやすいことではありません。親に期待されることは何でしょうか」と問題を投げかけておられます。
大して広くないこの書店で父親と母親がそれぞれ好みのコーナーで本を選んでいる。そして別のコーナーで幼稚園児らしい女児が絵本を開いている。ややあって「ママー」と大きな声で親の居場所を確かめたこの児は、母親の返事に安心して、また一心に絵本のページをめくっていた。
2008年5月に寄せて