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お知らせ

園長先生からのごあいさつ…11月のメッセージ

2008.11.01[メッセージ]
園長先生からのごあいさつ…11月のメッセージ
西村繁男 作『絵で見る日本の歴史』(福音館書店刊)を読みました。古代から現代まで31場面が、見事な細密画で描かれています。
この中にこんな一文がありました。
「1870年頃(明治時代初期)よりあとの資料として写真をたくさん見たのですが、それらの写真の風景はとても優しく感じられました。それは建物が木や石でできていて、(中略)高層建築が少ないこと、建物も人も自然の中にとけこんでいることなどによるのでしょう。(以下略)」
幼稚園の遊具や教材も、鉄やプラスチック製が主流でした。しかし、金属やプラスチックの強さ、原色に塗られた派手さ、堅さ、冷たさ、味気なさが見直され、地味ではあっても、そっと触りたくなるようなぬくもりのある遊具素材が増えてきました。
自然を愛し、自然のうつろいをこころと体で感じながら育つ子は、きっと豊であたたかなこころの持ち主になるでしょう。

2008年11月に寄せて
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